itsmeshunのBlog

食、音楽、日々の思ったこと。グルメと音楽好きのブログ。

本の選び方

最近、隙あれば本を読んでいる。本はすばらしいなと。それは、この世の成功者たちが何年もかけて編み出した成功の秘訣、方法論、生き方を、一冊千円前後で手に入れることができるからである。人生ゲームにこんなショートカットがあるのなら使わない手はないだろう。千円ちょっとと数時間の投資をするだけでその後の人生が変わるかもしれない。率直に言って安いと思う。

 

やみくもに読むのもいいかもしれない。読まないよりは圧倒的に。だが、それなりの時間とお金というコストを払うのだから、できれば少しでも効率的な読書がしたい。以下は私の本のキュレーション方法である。当たり前と言っちゃ当たり前のことだが少しでも参考になればいいと思う。

 

自分が尊敬・信頼している人が推している本

自分が尊敬・信頼している人をキュレーターにする。自分が尊敬している人というのは、大体の場合自分が目指している人と言ってもいいだろう。そんな人がお勧めする本には、その人に近づくためのヒントが隠されている。特にそれが珠玉の本であるなら、その人の人格形成に多大なる影響を与えているだろう。彼・彼女に近づくヒントだ。

そして、一度自分の信頼できる人のフィルターを通しているので失敗が少ない。ここでふるいにかけられているのでイマイチな本をつかむ可能性は低くなる。

加えて読書の効率が上がる効果もある。自分が信頼している人がお勧めしているのだから読書に対する姿勢も前のめりになるだろう。人は感情が動いた時に物事を良く記憶する。「読みたい!」という感情で前のめりに読むことで本の内容の吸収率は何倍も変わってくる。

 

本の末尾にある参考文献に記載されている本

読んで参考になるなと思った本から芋づる式に知識を増やしていく方法。参考になる本を書いた著者が参考にした本が巻末の参考文献である。より深い知識を得たい時に幾つかピックアップして読んでみるのもあり。

 

Amazonのレビューは必ずチェック

たまに本を買っていない人がレビューすることがあるが、Amazonのレビューは概ね参考になる。書店で買う時も必ずこのレビューはチェックするようにしている。目安は星4つ以上。

 

何回刷っているのかの確認

主に書店でのチェックに使う。巻末のところには第何刷といった表示があるが、基本的にはこれが多ければそれだけ売れているということ。数年前に初版が出てそれ以来増刷していない本は専門的な本は別として少し疑ってかかるのがベター。もちろん中には掘り出し物の良い本もある。私が述べているのはあくまで効率的な本選びの方法である。

 

書店に足を運びトレンドをつかむ

書店で平積みされている本、特集されている本は必ずチェック。世の中の関心がどのような方向に向けられているのか、何が話題なのかを把握するのに役立つ。平積みの本が必ずしも自分にとって良いものではないってケースは多いが、世の中のトレンドを把握しておくのは有益。

 

以上がざっくりとした私の本の選び方である。少しでも本選びのヒントになればと思う。